どーやら八潮の岡ちゃんは31秒出したらしい。

レベル上がっちまったみたいに感じるが

33秒台がいっぱい居たみたいで

俺も出てたら面白かっただろうなと

妄想してたら涙が出てきた（うそ）

 

俺は溜まってた仕事をこなしてたわ。

今日は休みだけど七瀬も働いてたから

久しぶりに親子水入らずで過ごしたわ。

（一言も会話してないけどな）

草レースって危ないんでしょ？

とか、よく聞かれるけど

もちろん危ないわ！と答える。

全開でアクセル踏んで、全力でブレーキ踏むんだぜ。

曲がり切れるギリギリでハンドルも切るわけだし

危ねーに決まってる。

 

そんなの分かってるのに出るんだから

どれだけ楽しいかは出た奴にしか理解できない。

草レースで大事なのは譲り合う事だ。

どーぞ、お先に行ってくださいって意味じゃない。

相手がミスしても、自分がミスしても

なんとかなるくらいのゆとりある距離感が大事。

 

前を走ってる車は、後ろの車をよく見て

頭を突っ込まれたら絶対にブロックしちゃ駄目。

しっかり1台分はラインを開けよう。

インから抜く時は外側の車に1台分のスペースを与える。

お互いに相手をコースアウトさせないように

気配りしながらやるのが草レースなのだ。

 

抜かさせないようにインを締めたら絶対にぶつかるよ。

1台分ラインを開けたって中々抜けるもんでもない。

本物のレースはぶつけるのも有りなのかもしんねーけど

草レースは譲り合うのが基本だ。

 

運転してるのも草レーサーだ。

ブレーキミスったり、シフトミスしたりもするわ。

後方確認だって完璧に出来る訳じゃない。

だからこそ安全スペースを確保しないとね。

 

抜かれたら抜き返せばいい。

抜かれてぶっちぎられるようなら

そもそもバトルにならないんだから

ただの走行妨害になっちまう。

 

どんだけ気を使ってても接触の可能性はある。

そこは十分にわきまえて草レースに出場しよー。

無事故でレースすると最高に楽しいんだよ。

接触すると最悪な気分になる。

だから絶対にぶつけない事が重要なのだ。