2024年9月9日
から ima
精度への拘り はコメントを受け付けていません
量産品と呼ぶほど大量にモノを作る事は無ぇが
10個とかでも、適当に数字合わせでモノを作るのはイヤ。
器用な職人と言われる人は、その適当が上手な気がするが
俺が一番嫌いなのが、個人差である。
スーパーナウでは俺が偉そうな面してるけど
加工に関して言えば、俺でもニコフでも七瀬でも出来る。
俺にしか出来ない仕事なんかひとつも無いのだ。
こんなちっぽけな工場でも作業標準書はあるし
製作に必要な治具は、ひとつも捨てずに棚に保管されている。
意外とちゃんとしてんだよ。なめんなボケ。
今日はNDロードスターのトーリンク加工。
こーゆー単純なカット作業を
高速カッターでやらない所がイケてる加工屋と言われる所以だ。
旋盤回したからって精度は0.5ミリくらいしか上がらねんだよ。
けどよ、そーゆー寸法を怠っちゃ駄目だろ。
面倒臭がったら負けなんだよボケ。
トーリンクの全長なんか調整式にするんだから
1~2ミリ違ってても問題無ぇんだけどさ
意識の高さが、そこらへんの加工屋とは違うんだわボケ。
これが意識高すぎると0.05ミリとかまで追うよぉになる。
そーなったら気持ち悪い人になってエゴが強くなり
ユーザーの求めてる物から、かけ離れていくんだよボケ。
この部品は溶接作業が必要なんだけど
溶接には溶接のプロが居ます。
何を持ってプロと見なすかの判断は難しいけど
ウチの溶接をやってくれる会社は
少なくてもトーリンクの重要性を理解してくれています。
知らない人には頼まねぇし
親しくても技術が無い人にも頼まねぇし
設備があってもヤル気が無ぇ奴にも頼まねぇんだよ。
この六角部の根元の強度の捕り方とかもそぉだけど
意識を下げずにモノ作りしてんだよボケが。