イケてる☆加工屋

車の講座9 トータルバランス


まずは赤卍号。

日光41秒3⇒39秒8(いずれも旧コース)

筑波1分3秒3⇒1分1秒9

エアロ、パワー、タイヤ、重量に変更は無し。

足周りだけで、こんだけタイムアップが可能。

タイムアップの要因は

車高の調整、バネレートの変更、LSDの変更

フルピロにして、ブレーキパッドの変更である。

フルピロにして不安定な挙動を無くし

車高の前後バランスでの動きを確認。

バネレートを変更しながらブレーキパッドを選択。

FD3Sはパッドが合わないと全く攻められないから重要だ。

あとは、それに合ったLSDを選ぶだけである。

旧式の2WAYだと今時のハイグリップタイヤに合わないので注意。

ちなみに赤卍号はATSの1.5WAYである。

img_4995

次に997型ポルシェGT3RS。

筑波1分3秒1⇒59秒7

FSW1分57秒9⇒1分52秒2

こっちはタイムの上がり幅が大きい。

もともと作りがイイのでフルピロの恩恵は少ない。

ブレーキもイイのでパッド選択は楽チン。

タイムアップの要因は

バネレートの変更、LSDの変更

大きいのはエアロの追加&変更である。

ちなみにエアロを付けただけで

筑波1.5秒、FSWは3秒のタイムアップだ。

そこからのタイムアップは苦戦した。

バネを替えても車高を替えても

エアロを替えても一向にタイムアップしなかった。

ポルシェの場合、肝になったのはLSDの変更だった。

LSDの変更で今までやってきたバネレート変更は全て無駄になった。

面倒くさかったけど、セットやり直したら

更に筑波で2秒、FSWで1秒上がった。

 

どんな乗り物でもバランスが重要だって事が言いたいのだ。

高級品を使うも良し、安物を使うも良しである。

アイドルでも、タバコ屋の看板娘でもイイのだ。

一発乗っただけで、その良し悪しが分かる訳無い。

何度も乗るんだ。色んな乗り方をするんだよ。

暇人はこのシリーズを読もう♪


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