まずは赤卍号。
日光41秒3⇒39秒8(いずれも旧コース)
筑波1分3秒3⇒1分1秒9
エアロ、パワー、タイヤ、重量に変更は無し。
足周りだけで、こんだけタイムアップが可能。
タイムアップの要因は
車高の調整、バネレートの変更、LSDの変更
フルピロにして、ブレーキパッドの変更である。
フルピロにして不安定な挙動を無くし
車高の前後バランスでの動きを確認。
バネレートを変更しながらブレーキパッドを選択。
FD3Sはパッドが合わないと全く攻められないから重要だ。
あとは、それに合ったLSDを選ぶだけである。
旧式の2WAYだと今時のハイグリップタイヤに合わないので注意。
ちなみに赤卍号はATSの1.5WAYである。
次に997型ポルシェGT3RS。
筑波1分3秒1⇒59秒7
FSW1分57秒9⇒1分52秒2
こっちはタイムの上がり幅が大きい。
もともと作りがイイのでフルピロの恩恵は少ない。
ブレーキもイイのでパッド選択は楽チン。
タイムアップの要因は
バネレートの変更、LSDの変更
大きいのはエアロの追加&変更である。
ちなみにエアロを付けただけで
筑波1.5秒、FSWは3秒のタイムアップだ。
そこからのタイムアップは苦戦した。
バネを替えても車高を替えても
エアロを替えても一向にタイムアップしなかった。
ポルシェの場合、肝になったのはLSDの変更だった。
LSDの変更で今までやってきたバネレート変更は全て無駄になった。
面倒くさかったけど、セットやり直したら
更に筑波で2秒、FSWで1秒上がった。
どんな乗り物でもバランスが重要だって事が言いたいのだ。
高級品を使うも良し、安物を使うも良しである。
アイドルでも、タバコ屋の看板娘でもイイのだ。
一発乗っただけで、その良し悪しが分かる訳無い。
何度も乗るんだ。色んな乗り方をするんだよ。