イケてる☆加工屋

NSR250R MC18 STM


※2019.6.12 形状変更し、OFF40は在庫無くなり次第、受注生産となりました。

※レース車両用です。

※キーシリンダー取り付け不可

※ハンドル切れ角は必要最低限しか確保していません。

※ベアリングレースの交換作業が必要です。

 

MC18用、ステムキットについて。

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OFF35のみ標準設定、その他オフセットでも製作は可能です。

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フォーククランプ部は段付きとし、クランプ力を向上しています。

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ハンドルストッパーの位置は、転倒の衝撃でステムにダメージが極力少なくなるように、

それからハンドルの舵角は最低限のみ確保、と考えた結果この位置になりました。

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レース専用品です。キーシリンダー等は取り付きません。

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数量限定でブロンズも用意しています。無くなり次第、特注色扱いとなります。

【取り付け】

S_8251982413580

ベアリングレースは打ち替えます。

(画像は旧形状)

S_8251982460151

差し込んで、(画像は旧形状)

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(画像は旧形状)

ダストシールも付けて、

ここで注意点!!!

ステムナットと、トップブリッジの間にはカラーを挟みます。

S_8251982531081

(画像は旧形状)

(88は純正で同じようなカラーが入ってますが、89はトップブリッジと一体になってます。)

が、このカラーには段差があって、内径が大きい方がアンダーブラケット側(下側)です。

ステムナット用のネジ山が逃げるようになってます。

S_8251993787443

(画像は旧形状)

逆につけると、カラーは浮くので、バカじゃ無ければ間違えないと思いますが。

後は優勝でしょ。

S_8251993718911 S_8251993821189(画像は旧形状)

【オフセット40と、オフセット35の違い】

純正は35ミリです。

どちらもメリット・デメリットは有るので、自分に合った方を使いましょう。

 

例えば、セッティングを全く変えずにOFF40を使ってみると、OFF35に比べて、

・コーナー進入時に舵角が付く感じがする(メリット)

・ブレーキをリリースした時に、OFF35の時に通れたラインより外側に向いてしまう(デメリット)

・ブレーキの底付き付近で高く、遠く感じる(接地感が分からない)

・OFF35よりも、曲がり始める位置が少し奥になる(クリップポイントが変わる)

こんなイメージ。

 

ここから突き出しを5ミリしてみると、

・高く感じたものは消えるが、遠く感じるのは一緒(対策は、ハンドルバーを手前に持ってくる)

・筑波のダンロップ~アジア立ち上がりまではラインが決めやすく乗りやすい(進入時に舵角が付く感じが良い)

・1コーナー、1ヘア、2ヘアの進入でリアが浮いてしまう(更に突き出すか、バネを柔らかくしたい)

・ストレートでは車体が低く感じるので、S字で体を使って曲げないと良いラインにならない。

など。

 

他には、OFF35も、OFF40も、

・純正と比べて剛性が髙く感じる。

・ステダンが無いと、ステム自体の軽量化の変化が分かる(切り返しの時)

というのも有るかも。

 

体を内側に入れる乗り方が出来る人なら、ブレーキリリース時の外側に向いてしまう症状は改善出来るかもしれないし、出来ないかもしれない。

進入時に舵角が付く感じが、切れ込んで危ないっていう場合はOFF40が合わないかもしれない。

こういう問題は、全員に同じ解決方法がある訳じゃないと思うので、難しいよね。

だから参考で。

 

ちなみに、ライズオンの井場さんに付けてもらい、そのインプレが上記の物です。

自分では違いが説明できないので、とっても助かります。。

 

この商品はセッティングパーツだから、そこをよく理解してほしい。

サーキットで楽しく、あわよくば速く走りたいという方に向けて作ってる部品なので、

キーシリンダーなんて当たり前の様に付かないし、そもそも万人受けする商品を作ろうとする姿勢は

確実に手を抜く原因だと思ってるので、(それが良い場合も有る)

ユーザーに合わせられるとこは合わせて、合わせられない場合は合わせない。

 

【取り付け写真】※画像は旧形状です

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