イケてる☆加工屋

働き者改革


クソな平成から、最高な令和時代になった。

社長だった俺は用務員となったわけだが

そのおかげで工場が飛躍的に便利になった。

ストレスなく働ける環境が整ったのだ。

011

例えば機械のタンク掃除。

平成時代は最悪だった。

作業服なんか二度と着れないくらい汚れた。

手も真っ黒で爪の奥まで汚れた。

切削水もバケツで何度も往復したわ。

 

けど令和時代は違う。

使い捨てのツナギが300円で買える。

ビニール手袋は10円だ。

バケツは最新式なので40万もしたが安いもんだ。

クーラントも令和時代からは

米沢の英雄 【板垣プロパン】 から買ってるが

切削性能も最高だし、腐敗臭もしなくなった。

012

全ては平成時代の俺の怠けが原因だ。

いつの間にか現場の事を蔑ろ(ないがしろ)にしてたわ。

用務員になってマジで良かったと思ってる。

工場で何かやろうとした時に困る事が減った。

整理整頓が完璧にされてるので

何をやる時も面倒くさくない環境なのだ。

010

俺が社長を続けてたら時代に取り残されてたわ。

若社長は俺が何をしてようが一切関わってこない。

ひたすら未来に向かってるだけだ。

足元なんか全く見ない男だからな。

 

奴はヤヴァイ。奴はマジでヤヴァイ。

100人に聞いて130人くらいがヤヴァイって言うほどヤヴァイ。

けどヤヴァイと感じるのは感覚が昭和や平成なんだと思う。

奴は令和時代の男じゃない。

その次の時代の男だ。

俺とニコフは奴の奴隷として生きていくだけだ。

奴隷上等だけどな(笑)013


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